はじめに ― 思っていたよりずっと簡単
以前、はてなブログを利用してブログを書いていたことがありましたが、今回、WordPressでサイトを作ってみようと思い立ちました。
レンタルサーバーの契約などはどうするのかなと思っていましたが、実際にやってみるととても簡単にできましたので、手順などを紹介したいと思います。
レンタルサーバーは ConoHa WING を使いました。
ConoHa WINGの契約からドメイン取得、WordPressのセットアップ、テーマ導入、サイト公開まで、数時間で完了しました。独自ドメインの取得、SSL化も無料です。
専門的な知識はまったく問われず、画面の案内に沿って操作すれば迷うこともありませんでした。
この記事では、私が10月5日に体験した手順を振り返りながら、ConoHa WINGでのWordPressサイト構築の流れを整理します。
ConoHa WINGを選んだ理由 ― 「スピード」と「手軽さ」
サーバー選びでは、いくつかの候補を比較しました。
エックスサーバー、ロリポップ、さくらインターネットなど、国内で実績のあるサービスは多いですが、最終的にConoHaを選んだ理由は3つです。
表示速度が速いという評判(国内最速クラス)
サイトが安定して稼働するということ、またその読み込みの速さはユーザー体験の向上をもたらします。
SEO観点からしても、ページの読み込み速度は大事であるため、いろいろなサイトを参考に、評判がよかったので決めました。
実際、サイトが立ち上がった後の体感でも軽快に動いています。
WordPressかんたんセットアップが分かりやすい
契約時に WordPressのテーマ選択・ドメイン設定・SSLの自動設定 など、それぞれやらなくてはいけないことをまとめて完了できるという安心感がありました。
例えばドメインはOnamae.comで取得して、それを設定して、ということももちろんできますが、初心者としてはそこがシンプルな方がありがたかったです。
管理画面がシンプルで直感的
設定項目が整理されていて、UIも優れた印象を持ちました。
余計な情報が少なく、必要な操作がすぐ見つかるのも安心感につながります。
実際の構築手順 ― 契約から公開までの流れ
ここでは、実際に行った手順を時系列で整理します。まずはConoHa WINGとの契約です。
① ConoHaアカウントを作成
まずは公式サイトにアクセスし、メールアドレスとパスワードを入力してアカウントを作成します。
② サーバー契約とプラン選択
無料独自ドメイン付きの WINGパック を選び、契約期間・プラン・WordPressテーマを選んでいきます。
最安で契約しようとする場合(契約期間3か月が最短)は、3,993円 でした。
月額に直すと1,300円程度なので、他のレンタルサーバーと比較しても良い条件だと思います。

③ 個人情報の入力
氏名・住所・メールアドレスなどを入力します。画面案内に沿って進めるだけで問題ありません。
④ 電話/SMS認証
1つ前のステップで入力した電話番号にて本人認証を行います。SMSで届く番号を入力すれば完了です。
⑤ 支払方法の選択
クレジットカードか、その他(ConoHaチャージ・ConoHaカード)のどちらかを選択します。
ここでクーポンコードを入力する欄もありました。
⑥ 確認画面
入力内容を確認し、「申し込み」をクリックすると契約が完了します。
⑦ WordPressかんたんセットアップ
申し込みが完了すると、WordPressかんたんセットアップ の画面に遷移します。
ここで独自ドメイン名を設定できます(すでに使用されている場合はエラーメッセージが表示されます)。
また、サイト名・WordPressのユーザー名・パスワードを設定して完了です。
⑧ ConoHaの管理画面から、WordPressをインストール
ConoHaの管理画面左側メニューから「サイト管理」→「サイト設定」→「WordPress」に進み、「管理画面URL(下記ではサイトURL)」をクリックします。

WordPressのログイン画面が表示されるので、先ほど設定したユーザー名・パスワードを入力してログインします。
⑨ テーマ「Cocoon」の導入
ConoHa WING契約時に選択したWordPressテーマ Cocoon(無料) をインストールします。
WordPress管理画面の「外観」→「テーマ」から確認できます。
Cocoonには 子テーマ があるため、そちらを選択して有効化します(検索してインストールも可)。

これだけでサイトにCocoonのテーマが反映されます。
⑩ 必要なプラグインの導入
私はまだ始めたばかりですので、最小限のプラグインで構成しています。
- Site Kit by Google:Google Analytics と Search Console を簡単に連携できます
- SiteGuard WP Plugin:WordPressのログインURLを変更する機能です
また、以下の2つは初期状態でインストール済みでした。
- ConoHa WING コントロールパネルプラグイン
- ConoHa WING 自動キャッシュクリア
⑪ SSLの確認
初期設定後、URLがhttp://になっているかを確認します。
ConoHa WINGでは自動的に有効化されるようになっていますが、念のため確認します。
管理画面の「サイト管理」→「サイトセキュリティ」に進み、「独自SSL」内の 無料独自SSL がONになっていればOKです。

最後に
以上が、レンタルサーバーを契約し、独自ドメインを取得してWordPressサイトを公開するまでの流れです。
実際にやってみると専門知識を問われることもなく、数時間でスムーズに設定が完了しました。
ちなみに、国内レンタルサーバーのシェアランキングTOP10はこのサイトで確認できます。
私が確認した際はデータ不足ということで表示されませんでしたが、この記事にTop10が掲載されています。上位5社はこのようになっていました。
エックスサーバー株式会社 | 14.61% |
GMOペパボ株式会社 | 14.07% |
さくらインターネット株式会社 | 13.51% |
GMOデジロック株式会社 | 4.20% |
アマゾンウェブサービスジャパン株式会社 | 3.98% |
今回使用したConoHaはTop10には入っていませんでしたが(GMOペパボ株式会社に含まれているのかもしれませんが)、実際の使い勝手としては満足度が高く、特に「速さ」と「分かりやすさ」の両立という点で、個人サイト運営に適しているなと感じています。